元旦早々、大変な地震が起きました。
被害にあわれた方にお見舞い申し上げます。
この後に言葉が続かない。がんばってください、は確かにそうかもしれないが、でも、苦しさは人それぞれで安易に言葉にできないところがあります。
きっと、どうして自分たちがこんな目に遭わなければならないのだろう、と思われるかもしれません。
これは「別に理由」はありません。神が試練を与えた、わけではありません。能登で地震が起きたのは、たまたまそうなのです。
だからそれに理由をつける必要はないのです。東日本大震災も、神戸淡路大震災もそう。関東大震災だってそうです。日本は複数のプレートの接合部分にあり、プレートが沈み込んでいる部分に近いので、いつでもそういうことが起こりやすい。
だから長い時間をかけて、対策をしてきたが、それでも自然にそう太刀打ちできないところもあります。
被災は確率の問題で、たまたま起こるのです。
ただ、そこから立ち直る、再建に向けて活動するのは、人間の意志です。
原因に理由付けをすることはありません。ただ、生きていくために、再建しよう、で良いのです。
理由付けで心を痛めないでください。
日本人だれでも、そういう経験をすることがありえる。ただ、立ち直るのは人間の力です。
そこを強くすることが、大事ですが、まだ余震が続くでしょうから、すぐに動けないのは当たり前。まずはじっくり構えましょう。病気になりやすいですから、心を病にやられないように、してください。
復活の気を今は養いましょう。